「山田建設で働きたい!」への挑戦。
でも、きれいな包装紙で包むような表現では、本質を伝えきれません。
山田建設が得意としている(仕事の8割を占めています)下水道工事は、
生活排水が流れている中で仕事をすることもあります。だから下水道工事の仕事は
くさい きたない きつい
そんなイメージを持たれています。
下水道管を新設する現場など、実際にはそう感じられない現場もたくさんありますが
「この仕事に人生かけたい!」と言って入社してくる人をまず見かけません。
私たちもイヤイヤ働いている、とかじゃなく、現実を見つめて、伝えたいことがあるからです。
下水道工事は社会・生活のインフラを支えている。とても大切で、なくてはならない仕事です。
でも土木建設業に少しでも携わったことがある人なら実感があるでしょう。
社会性のミッションなんて、入社して3日経つくらいには忘れていませんか?
目の前の現場で精一杯になり疲れた身体は、そんな高尚な話ではいやされないものです。
また工事をやり遂げても、施主様や地域の人に直接お礼を言われることも少なく、
下水道管の施工実績は、地中にあるから「ここは俺が工事した配管や!」と指差しても道路標識しかない…
と思って仕事をするのが普通です。
だから、社会性・ミッション性を熱く語るよりも、現実を見つめることで大切な部分が見えてきます。
一度、ここまでの内容をまとめると…
- 山田建設は、下水道工事を得意としている。
- 下水道工事は、社会インフラを支えている大切な仕事。
- 誰もが「下水道工事をやりたいです!」と言って入社してくるわけではない。
- でも山田建設は、仕事の8割を占める下水道工事を魅力的な仕事にしたい!と思っている。
仕事の内容を変えることはできません。
だから、仕事内容をどうにかこうにか、することではなく、
仕事の周辺、つまり職場環境などをキラキラと光る魅力的なものに変えていくことで
「山田建設で働いてみたい!」「ずっとこの仕事をやっていきたい!」と思えるはずです。
では具体的な山田建設の挑戦とは?
まずは先輩の指導方法(=後輩の育成方法)を改善!
土木現場は口が荒く、言葉が汚くても当たり前。
それは命に関わることだから、大きな声で手っ取り早く。
時にその言葉はトゲとなって突き刺さります。
山田建設では、一緒に働く仲間への、荒い言葉をマイルドに。
山田建設 指導者向けトリセツ
〜自らが手本となり、次世代の技術者を育てるために〜
指導中の言葉遣いに気をつけます。
何もかもがわからないことだらけの新人さん。
一生懸命に覚えようとしているのに「バカ」とか「アタマ悪りぃ」なんて言われたら
聞きたいことも聞けなくなります。
幼いわが子を育てるように
厳しさの中に愛情を込めた言葉で指導します。
親方の役に立ちたいと思っている新人さん。
一生懸命作業しているつもりなのに
怒られてばかりでは自信を失くしてしまいます。
幼いわが子が初めて何かができたとき一緒に喜んで褒めてあげるように
新人さんの良かったところを伝えます。
愛情と、理由のある言葉で伝える。
褒められ認められたと思えた新人さんが
誠実にひたむきに成長していくことを願って。
山田建設 新人さんへ伝えたいこと
〜親方は手本となり、次世代の技術者を育てるために〜
どうしても語気が荒くなってしまいます。
工事現場には危険が伴います。
そんな中、事故なく安全に、図面通りに
そして工期期限を守って終わらせようと、親方も作業員もみんな真剣です。
だからどうしても短い言葉で厳しいことを言ってしまいます。
でも親方はあなたを一人前に育てようとしています。
作業に集中しすぎて気の利いたことはしてあげられませんが
いつもあなたが一生懸命に覚えようとしてくれて動こうとしてくれて
役に立ちたいと思ってくれていることを
親方も作業員もみんな気づいています。
その気持ちが本当はとても嬉しいです。
ときには厳しいことも言うけれど
心ではあなたを応援し、頼りにしています。
あなたが誠実にひたむきに成長していくことを信じて。
未来の自分の姿が描けると、仕事へのモチベーションもアップ!
ただなんとなく働いてスキルを身につけるより、
何のために今の仕事に取り組んでいるのかが見えると、
目標意識をもって日々の仕事に意欲的に取り組むことができます。
そう思ってもらえる挑戦を
これからも続けていきます。
山田建設は、下水道工事を得意としつつ、河川工事や災害復旧工事など
社会インフラを支えている大切な仕事をしています。
それを一緒にやっていく仲間を誇りに思いながら
これからも自慢できる会社・仕事にしていきます。
やってみたい!と思える仕事は、働いてみたい!と思える会社から生まれる。
そう信じて。